数か月前からヴィーガンスイーツのオンラインレッスンを受講しています。
約1年間学ぶもうすぐ半分です。
レッスンで教えてもらうラインナップ自体はそんなに難しいものや凝ったものではなく
私の作れるバリエーションがものすごく広がる!という内容ではありません。
それでも一から学び直したいと一歩踏み出したのは、
米粉の銘柄を変えた時に壁にぶち当たったことと、
完成にものすごい労力を要したカヌレがきっかけでした。
今まですべてひとりでやってきて、とことん調べる性格なので、本もネットも読み漁ってきました。
でも、自分から取りにいく情報じゃなくて、与えられたレシピを作ってその作成者に直接質問ができる。
その環境がとても魅力的に感じたのです。
加えて、私がレシピを作るときに根拠としていることは果たして合っているのか。
怖いけどその答え合わせをしたい気持ちもありました。
レッスンを受けていて、レシピ自体はずっこけるくらいシンプルだったりするんだけど
どうしてこの順番で混ぜるのか、どうしてこの温度なのか、どうして乳化させるのか。
ひとつひとつの工程に意味があります。
そして私は重箱の隅をつつくような質問をしまくっています(先生ゴメンナサイ)
先生は、理屈っぽい私好みのロジカルな説明をしてくださいます。
先生でもわからないような変化球を投げてしまったときは一緒に調べてくださったり。
一人で黙々と実験して記録を取って検証して調べて…の繰り返しより
断然効率がいいし、自分のレシピに自信が持てるようなりました。
お菓子や友達はいるけどヴィーガンスイーツを作っている知り合いがいないので先生や他の受講生さんとの「あるある話」も楽しいです。
今までのレシピも材料はそのままでも仕上がりが変わったりします。
本当におもしろい!
そして可能性が無限大すぎて果てしない!!
ラッコラの常連様は「なんかこれおいしくなったよね」と気づいてくださったりします。
ほんの少しの違いですが、食べた時の第一印象のような直感的なものって
そんな微差さえも感じ取ってしまうと思っています。
「なんかわからんけどおいしい!」
理屈っぽい私ですが、理屈抜きに本能的にただ単純に「おいしい!」と笑ってもらいたい。
そこが私の軸のひとつだな、と改めて感じています。
なにか一歩を踏み出すってエネルギーもいるし、ついつい楽な方に流れがちだけど
あの時「頑張ろう!」と腰を上げて本当によかったと思えています!
ラッコラでは出さないようなお菓子もたくさん習って、自分自身のレベルアップが何かに生かされるように全力で学びます!
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